鍼灸関連の業界情報や会員の鍼灸診療体験談や臨床例などの情報・東洋医学に関するイベントなどをご紹介します。

 

-医師専門Acupuncture講座の情報-

 

講座に対する実行部の思い

当会は10人程度の講座の為受講料が高額になっておりますが個別に実技等極め細やかに指導させて頂いております。

主旨と致しましては第一部は現代における西洋医の先生方の東洋医学の捕え方と活用の仕方等の講義を主として行っております。

第二部は免疫力が高まる優しい気持ちの良い和鍼(日本鍼)の刺し方と漢方的診断(脈診・腹診)を主に指導させて頂かせております。

中国鍼・小児鍼・頭鍼・良導絡・長野式・皮内鍼療法・シャクジュ・美容鍼・吸角療法・近代鍼灸等の東洋医学的診断方法等を幅広い各流派の概要説明と共に先生方の御希望の有る講義と実技の講座を開催させて頂いております。

ご要望等御座いましたらお知らせ頂ければ幸いです、宜しく御願い致します。                    

                                  医師専門Acupuncture講座実行部

 

  受講生の声 

1、「証」「脈」の評価の仕方についてしっかり学べる講座でした。
●南浜診療所 所長  松岡 角英

 私は「家庭医」としてクリニックで診療している、12年目の臨床医です。私は外来に訪れる「患者さんのどんな訴えにも耳を傾けて応えていきたい」という思いで診療を実践し、研鑽を積んできました。しかし、患者さんの訴えに耳を傾ければ傾けるほど、いわゆる「西洋医学」だけでは、患者さんの多岐にわたる複雑な訴えに対して答えていくことが難しいことに気づきました。
 そこで、私はまず「漢方」に関心を持ち、いわゆる「東洋医学」がそのような患者さんの訴えに有効であることに気づき、勉強をしていきました。現代の日本では「漢方薬」は保険で処方することが可能なので、多くの医師が処方しており、患者さんに対してもあまり違和感なく活用することができました。また「漢方」について学ぶ機会もたくさんありました。
 私は、「漢方」を学び実践するうちに、「東洋医学」そのものにも関心を持つようになり、「鍼灸」という治療法にも関心を持つようになりました。しかし、「鍼灸」を学ぼうにもなかなか実践的な勉強をする機会に恵まれず、悩むことになりました。まずは本を購入し独学から始めましたが、いくら本で理論を勉強しても、実際の患者さんに治療を行っていかなければ上達しません。
 そこで、いくつかの「医師向け」とされる鍼灸セミナーに参加しました。鍼灸セミナーに参加することで、実際の鍼の打ち方や注意事項を知ることができ、普段の診療でも鍼灸が活用できるレベルになりましたが、それでもやはり鍼灸治療を行っていくことに対する悩みは持ち続けていました。 それは、患者さんの「証」を具体的にどのように考え、そしてどのように治療穴を選んでいったらよいのか、特に「脈」の評価の仕方がなかなか理解することができないでいました。
 そんな中で私は予防医療臨床研究会の医師専門鍼灸講座に出会うことができました。この講座の良いところは、まさに私が悩んでいた「証」を具体的にどのように考え、どのように治療穴を選ぶのか、特に「脈」の評価の仕方についてしっかり学べる講座でした。受講者数に対して講師の数が充足しているのも優れた点であり、めきめきと実力をつけることができたと思います。
 私は、他の医師に「医師向けの良い鍼灸講座はないか?」聞かれたら、やはり予防医療臨床研究会の医師専門鍼灸講座を薦めようと思っています。これからもぜひ医師のニーズにこたえる形での講座を続けていっていただきたいと思います。



2、「気の医学に魅せられて」
●五味渕整形外科 医院長  五味渕 文雄

 私達の体内は、血液・空気・神経・水・リンパ・内分泌・栄養素・電解質・イオン等種々流れている。こうした流れをすべて含めて、人が生きていく上で必要なすべての要素・物質をLife Flowという。これらの流れが悪くなると疼痛や種々の病気が発生する。「中医学」では、不通即痛・通則不痛「通じざれば、痛み、通じれば、痛まず。」といい、通らないということは痛いということであり、通るということは痛くないということである。これらの言葉は、元代の王好古(おうこうこ)が著した此事難治(しじなんち)に記載されている。気の流れを良くする治療法には、漢方・鍼灸を始め種々のいわゆる補完療法がある。私が、経絡治療法に興味を持ち勉強し、実際の診療に取り入れ、施行してから約5年半が経過した。具体的には、遠絡療法(「遠道相応穴位経絡治療法」)といい、「疼痛箇所から,遠く離れた部位(手と足)を、(原則)2ヵ所刺激することによって,痛みをとる。」方法である。実際には、手の指や、棒を使用して経穴の押圧刺激をする。
 整形外科を訪れる患者さんの多くは、腰痛・膝関節痛・肩こり、五十肩である。これらの患者さんのうち、強い疼痛を訴える初診の患者さんには、できるだけ、経絡治療を施行するようにしている。注意しなくてはならない点は、西洋医医学的にしっかりと診断をつけることである。最近の患者さんで、腰痛の訴えに経絡治療を行い、PVS(ペインビジュアルスコア)で75→25と疼痛が顕著に軽減し非常に喜んで帰宅していただいたが、後でX-P再度確認して第12胸椎の圧迫骨折が判明し、患者さん(乳癌術後でホルモン療法を受けている。)に電話連絡し精査していただくことにした。予防医療臨床研究会・医師専門鍼灸講習の良いところは、少人数のセミナーで、幅広いテーマでの講演と懇切丁寧な術技指導が受けられる点にある。私自身は、肩こり・五十肩等の持病があるが、施術を受けると非常に楽になり、効果が実感できる。整形外科の患者さんは、脊椎骨粗鬆症、腰部脊椎管狭窄症、変形性膝関節症等種々の疾患で、来院されるが、疼痛だけでなく、ロコモティブ・シンドローム(運動器不安定症)によって転倒されやすい高齢の患者さんが非常に多く来院されるが、これらの患者さんの健康長寿の手助けができるように、これからも、補完療法を積極的に取り入れていきたい。同時に、気の医学の勉強を継続し、自分自身にも、気の流れを良くする療法を種々取り入れて、少しでも長く健康でやっていきたいと考えている。
■五味渕整形外科〒311-4153 茨城県水戸市河和田町821−1
TEL029-257-1511 FAX029-257-1512
●診療科目整形外科/リハビリテーション科/リウマチ科/スポーツ整形外科